第10回日本クリニカルパス学会に参加のため岐阜に来ています。
今日は初日ですが、昨日とは打って変わって晴天。
金華山(山頂に岐阜城がそびえる)を囲む風景も非常に鮮やかでした。
学会場では今期のPBAにてご講演頂いた堀江健夫先生(前橋赤十字病院)にお会いした。
シ○ビ○ー○の上市で喘息薬の市場は一変するだろうとのこと。同感。
迎え撃つG○Kのマーケティングが見ものだ。
今日の学会のトピックスは何と言っても、教育講演2「DPCを用いたクリニカルパスの評価」を
口演された松田晋哉氏(産業医大公衆衛生学教授)だろう。
「現在、多くの病院でパス公開大会が開催されているが、今や、“エントロピーが拡散”し、
パスの“博覧会化”しているのは如何なものか?」と皮肉った上で、自身の領域であるDPC
について、
「DPCデータを多くの病院ではe,fファイルという優れもののデータを持っているのだから、
一般にあるソフト“アクセス”の機能を活用してパスの評価を各病院単位で行うべき時代に
来ているのではないか。」
と締めくくった。さすがのDPC研究の第一人者だけのことはある。
学会は明日もある。また、刺激を受けてこようと思う。
では、また。