昨日は今や著名な経営コンサルタントとして日本中にクライアントを持っている

I氏の経営セミナーに初めて参加してみた。I氏はベストセラー作家でもある。

何故、参加したのか?

・「そんなに有名な経営コンサルタントの話ならば、一度は聞いておこう」

・「会員¥3,000 非会員¥6,000という低価格の月例セミナー2時間の中身が

  果たして満足いくものなのか」

・「セミナー形式について参考になるものがあるかもしれない」

といった興味本位での参加だった。

会場は120名ほどで満員御礼状態。2時間のうち1時間余は、自社の宣伝だった。

残る1時間弱がメインテーマの“リアル営業vsネット営業”についての話。

前半の自社宣伝の中では、同社主宰の倶楽部会員になると、日本における

成功企業(事業)のケーススタディのレポートが毎月届くとのこと。

その雛形をもらったのだが、東京12ch.が得意としている“カンブリア宮殿”や

“ソロモン流”でも取り上げた題材だったので、こちらとしてはよく知っている内容で

ガックリきた。

また、I氏のとっておきの話として出てきた企業の例として理髪チェーン“キ○ー○ー○ウ○”

があったが、これもPBAの毎期10月講座でお世話になっているKBS池尾教授の

ご講演でよく知っていたため、これも期待はずれ。

メインの後半の講演では、インターネットとリアルの営業をもっと仕組み的に工夫せよ

とのことだったが、これも目新しい内容はなく、やはり6千円だけのことかと会場を

あとにした。

著名な経営コンサルタントならば、もっとオリジナリティのある内容を話せないものか?