T薬品から高校時代の同期生W氏の訃報のメールが飛び込んできた。
T薬品では取締役を務め、昨年から非常勤顧問となり、勇退の道を歩む
矢先での訃報だった。
彼とは高校時代は3年次に同じクラスになり机を並べた仲であり、その上
同じ薬学の道を進んだ。
彼の剣道の腕前はズバ抜けていた記憶がある。
小生は大学に入ってから弓道、社会人になってからは合気道をやり、
武道を愛する点でも彼とは共通点が多かった。
彼が最初に入社した製薬企業を転職するときには、小生に相談があり、
小生が人事部に掛け合って、管理職として迎えるという仲介までしたが、
なぜか断念したのだった。結果は、その決断が正しかったのだが・・・。
訃報を知らされたときは、よくも59歳という若さで人生に終わりを告げる
とは、人の一生とは、はかないものだと、思わず涙してしまった。
落ち着いた頃に彼の家に線香をあげに行こうと思う。
W君、やすらかに眠ってくれ! 今まで、本当にご苦労様!