弊社の主軸事業である「PBA医薬マーケティング・アカデミー」の第7期が開講しました。
講師には、次のお二人にお越し頂きましたが、熱のこもった、かなり深い内容で、参加者も
「目からウロコ」状態であったと思います。
★井上良一氏(ファーマ・マーケティング・コンサルタント)
★金子 潔氏(アストラゼネカ㈱ 取締役執行役員 プライマリーケア事業本部 本部長)
多くの国内系企業で開発進行中のアイテムの中には、井上氏がまさに「ゴミ」と称した
ものが数多くあり、マーケットでの4番手、5番手商品に位置するものを抱えている企業
の戦略ドメインの考え方を疑問視するとのコメントには多くの参加者からため息が漏れた。
金子氏はその講義の中で、「外資系企業が本邦で新発売するものは、欧米では10年を
経過したものに過ぎず、本当の意味での“新薬”ではないのだ。日本が、ドラッグ・ラグを
解消すれば、一挙に日本は毎年“新薬だらけの過当競争”になることは必定」との考え
には、多くの参加者は納得したに違いない。
また、金子氏は「日本の企業に在職中で自社創薬・マーケティングを経験したプロマネは
外国への導出に伴い、自社新製品のマーケティング・リーダーになれるという選択肢が
あることを忘れてはならないだろう。」と締めくくられた。
非常に参考になる内容であっただけに、講座終了後の「開講祝賀会」ではお二人の講師は
質問攻めに合っておられ、食事もろくにできない様子であった。
今年もまた充実したプログラムのもとに進めていきます!